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BSプレマップ [大岡越前]

BSプレマップで、新春時代劇「大岡越前スペシャル」の予告編(2分間)を見ることができました。

『主演はこの人、東山紀之さん』、と言われて映ったそのお姿は凛々しい東山越前様。
お白洲での加藤剛さんとの新旧の夢の競演シーン、思わず早く見たい!と思ってしまいました。
予告編では最後に越前が黒装束の怪しげな集団と見事な立ち回り。
さらに最後は東山さんと加藤剛さんとで声をそろえて
『BS新春時代劇、大岡越前スペシャル、ご期待ください!』の映像。
この時の東山さんも加藤剛さんも 顔にほほえみを浮かべての柔らかい表情での発声。
お二人の越前はそれぞれ個性は違うものの、清廉潔白で慈愛に満ちたイメージは共にあり、本当にお似合いな二人越前だと思います。
制作統括の白石さんは、「爽やかで涼やかな東山越前」「底知れない透明感を醸し出す加藤剛さん」と表現されていました。
加藤剛さんは、今回は越前役ではなく、お白洲に座る罪人役を演じられます。
物語のクライマックスのお白洲のシーン、東山さんの大岡裁きはどのように?加藤剛さん演じる五郎左衛門はどのような表情で何を語るのでしょう?興味は尽きません。

今回のこの脚本は、昨年1月に永眠された大西信行さんが最後に書き遺された逸品とか。
その大西さんが病床でプロデューサーに当てて書かれた最後の文章に心打たれましたのでここに記しておきたいと思います。
『東山紀之という人の演ずる大岡越前を軸に、ストーリーをどう転がすか・・・どう工夫するかが脚本家の勝負どころです。「物知りもの知らず」にならぬようにご用心。・・・(途中略)・・・いいドラマ、作ってください。長い長い年月、いい仕事、胸を張って誇れるドラマを書かせていただき、感謝のしようもありません。』
大西さんは病床で覚悟のうえで書かれた作品のようにお見受けいたしました。加藤剛さんの大岡越前の脚本だけでなく新越前の東山さんも頭に浮かべて何本も作品を書かれていられて、「軽快な筆をもって書き続けられたまさにこの作品の恩人です。」と。

大西さんの最後の至極の作品、心して拝見したいと思います。


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