第4話視聴率

「刑事7人」第4話の視聴率、１１．４％でした。前回より0.4％ＵＰでした。

〇第4話「悪魔にとりつかれた家族ーある死刑囚からの告白」

〇第4話は、海老沢刑事が出演（前回は欠席）。目立ってました。
この海老沢刑事のキャラクターは結構ヘタレ刑事？の設定なのかな。最初の事件現場に行く時に、かなり体力が無くヨタヨタ。青山刑事に「気を付けてくださいよ～」なんて言われていましたから。でも、意外と死刑囚に「何かあったら相談するように」と言っていたり、天樹刑事が資料を調べていると一緒に調べ出して完徹したりと結構真面目刑事ではあるんですね。

〇海老沢刑事が徹夜で調べているとき、途中で天樹にコーヒーの差し入れ。さすがに無表情の天樹もにこりと嬉しそうな表情を見せました。この時の眼鏡をかけた顔つきが「七つの会議」の時の課長役の顔を思い出させました。今回天樹悠の笑顔はここだけ。結局二人徹夜で、資料を調べ切るんですが、こういうところからも、天樹悠とは上手くやれていて、さらに、今シリーズは天樹悠が独走しないで、必ず、後輩の野々村刑事に資料を調べてもらったりと、チームの一員として動いていて、皆が結束していることを感じました。

〇今回かとうかずこがゲストで、いきなりのおかしな髪型での登場。この人が犯人では？と思いましたね。でも事件を調べていくうちに「悪魔は男」ということになり、弁護士が犯人として浮かんできたのですが、時刻がまだ9時20分ぐらいで犯人にしては早すぎると思っていたら、やはり最後は殺害されて、けっきょく最初の予想通り、かとうかず子（高校の担任教師役）が犯人でした。
死刑囚役の富岡という男、どこかで見たことがある顔だと思いましたら、この間の「棟居刑事の黒い絆」で酒井美紀を守ろうとしたバーテンダーで、この事件の犯人役の人でした。

〇木下弁護士が悪魔として次々に殺人を犯したが、最後はこの木下も殺害されてしまう。
自殺かと思われたが、堂本教授の一言。「わざわざ死に際にアレルギーを起こすもので自殺する人間はいない。」←でも、自殺するのにアレルギーが出ようと関係ないのでは？とちょっとこじつけのような気も致しました。。。

〇また、最終的にはかとうかず子の教師役が犯人だったのですが、殺人動機が「諦め」。「悪い連中を使って悪い連中を駆除する。もしかしたら教育ってこういうことじゃないかな。40年教師をしての断言＝人間の本性は教育なんてじゃかえられない」この諦めの考えから、数々の殺人を裏で指示する。なんか、納得できない動機で、私には考えられない。教師ってあきらめたら終わりなんですよね、「教師」の風上にも置けないただの「悪魔」の仕業。見てる私はこの女性には「怒り」を覚えましたよ。

〇今回も事件の解決は、天樹悠の頭の中を整理する映像の数々、いつもながらデータバンクの天樹がこの事件解決に生きていて、棟居刑事とは違うところですね。
録画を見直してみるといろいろ計算された脚本で、でも今回はなんだかなあという犯人でしたが、こういう事件の脚本家って毎回違う事件を考えていくのですからすごいな、大変なことだなと思ってしまいました。さすがです。

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