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最後の時代劇2つ [東山紀之]

12月29日、東山紀之さんの2つの時代劇が放送されました。そしてこの放送を最後に、東山さんは後2日で芸能界から引退されます。
先ほど見終わって、本当にこれで引退してしまうなんてあまりにももったいない。今まで努力を重ねて築いてきた時代劇の実力有る財産をこのまましまい込んでしまうことになるなんて。
東山さんは引退を明言されたので、すぐに撤回なんてされないことはよーく分かってはいるのですが、あまりにももったいないし納得できない引退だと思うと、胸が苦しくなってしまいます。

引退される東山さんに「今までありがとう」と感謝の言葉は心から贈りたいと思いますけど、「きっとまた戻ってきて下さい」と言葉を続けないと気持ちが収まりません。

あと2日、ファンクラブで東山さんはファンに向けて、映像で言葉をかけて下さるでしょうか?
東山ファンクラブの画面が1月1日にはスッと跡形もなく消えてしまいます。東山さんの写真も外されます。ファンにとって本当に辛い年末ですね。

時代劇の話をしようと思いましたが、残念過ぎる気持ちが先に立ち、なかなか感想を書く気持ちになりませんが、2つの時代劇の内容を書いて記録しておきたいと思います。

〇「大岡越前」
赤穂浪士討ち入りから二十数年、その事件の亡霊が大岡越前(東山紀之)に襲い掛かる。評判の良い町医者・隆碵(榎木孝明)と妻(中島ひろ子)が斬殺され、その下男の直助(ゴリ)が下手人として捕まった。唯一の証人・おつや(南沢奈央)は記憶を失くし、直助は「おれは権兵衛、別人だ」と言い逃れをして裁きを翻弄する。だが、この事件の裏には赤穂侍にまつわる哀しい人間模様が深く関わっていると気づいた大岡越前は直助を問い詰めるが…。

お白州では、直助が権兵衛だと言い張り、なかなか手ごわくて、越前も手をこまねいていたが、吉宗の助言で話が大きく進展。忠臣蔵の話の時は東山さんが浅野内匠頭を演じたことを思い出していました。大石ひいきが多い中、吉良上野介も名君だったことはかなり知られた話。意外にも吉良家のつながりでの事件だったのですね。意外な展開で脚本が面白く、忠相様の裁きも、今の時代ではありえない裁きですが、これが温情の大岡裁きなんでしょうね。素敵な忠相様。最後の息子との会話。東山さんは実際には男の子の父親ではありませんが、きっとこんな感じの父親なんだろうなと想像していました。今回も終わって爽やかな忠相様に惚れました。

〇「必殺仕事人」
押し込み強盗や、残忍な手口で人を殺める“人斬り牛鬼”の犯行が連続し、江戸の町は騒然。渡辺小五郎(東山)ら仕事人たちは、日々裏稼業で悪人たちを成敗していた。しかし、慕っていた瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)亡き後、喪失感でいっぱいのリュウ(知念侑李)は、形見の鏨(たがね)を手に仕事に挑むも、反撃されて窮地に陥ってしまう。そんなリュウの様子を見かねたお菊(和久井映見)は、流しの仕事人・雪丸(中尾明慶)に、密かにリュウを援護してほしいと依頼するというストーリー。
16年ぶりの女性新仕事人として松下奈緒演じる棗が登場。「頂戴しにまいりました。あなたの命を」と、やり手の商人・山崎ツネ(松下由樹)を成敗するシーンでは、紙吹雪が舞い散った。

東山さんの渡辺小五郎、本当に渋みが増していい役者になったよね。厳しいセリフを吐くときの目つき、怖いくらいすごみが出てて、家では嫁さんとおばさんに結構優しくて2人を見て笑うお顔もかわいらしく感じられました。最後は流しの仕事人と斬り合う殺陣、見事な腰の安定感、うまいですよね。
東山さんの引退を惜しむ声がたくさん出ていましたけれど、これで見納めですね。寂しい限りです。

でもこの間のディナーショーで出会ったヒガシファンの方々は口をそろえて、「きっとまた帰ってくる、しばしのお休み、待っていましょう」と言っていましたし、わたしもそう思います。
今まで演じた東山さんのドラマをこれからも時々見ては東山さんの復帰を待ちますね。
最後に、東山さんの代表作の2つのドラマをありがとうございました。
大岡越前は高橋さんに譲ってしまいましたけど、渡辺小五郎は東山さんのもの。きっとまた戻ってきて渡辺小五郎を演じてくださると思っています。それまでずっと応援しながら復帰をお待ちしています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆様の応援を宜しくお願いします。
一時期、すぐ後ろの方に抜かれそうになっていましたけれど、
最近、東山さんへの投票が増えていて嬉しいです。

〇第20回 男優(日本編)人気投票 ←12時間に付き1票まで 。
http://e-vote.jp/go/ninki01/tvote.cgi?event=vote1


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