「ザ・パートナー」

天皇、皇后両陛下のベトナム訪問ニュースで、4日にフエでベトナム独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウ記念館を訪問されたというニュースを知り、東山紀之さんが4年前に主演したドラマ「ザ・パートナー」（2013，9/29放送）を思い出しました。
夜のツイッターで「The Partner～愛しき百年の友へ～」というYoutubeを目にして、めったにパソコンで動画は観ない私ですが、なぜか見たくなって見始めましたら、実に良いドラマで深夜に夢中で見入ってしまいました。この動画はベトナム語の翻訳がついていて、どうやらベトナムで放映されていた動画のようでした。

東山さんの演技を改めてじっくり見てみると「浅羽佐喜太郎」という温かで穏やかで誠実な医師役をゆっくりとした台詞回しで実になりきって演じていて、素晴らしかったです！！。東山さんってこんなに演技が上手いんだって感心しきり。最後に浅田佐喜太郎とファン・ボイ・チャウが抱き合うシーンでは感動の涙がこぼれました。昨年の「ふつうが一番」でも何度も同じところで涙を流した覚えがありますが、こういう心に響くドラマをまたやっていただきたいものです。
実はこの「ザ・パートナー」は、あまり何度も再生して見ていなかったので、すっかり細かいところを忘れていました。最後の方に結婚式のシーンもあったんですね。素敵なシーンがかなりあって、今さらながらもったいないことをしていました。

この「ザ・パートナー」では、鈴木哲也という商社マンと二役やっていたのですが、この鈴木哲也はまさに東山さんのカッコよさがあふれた役。東山さんは現代ドラマだとどうしてもスタイルはいいし顔も整っているので何をしてもカッコよさがにじみ出てしまうんですよね。この鈴木哲也も、芦田愛菜ちゃんの父親役でありベトナム女性を妻にする役どころでしたが、カッコよさが崩れないんですよね。こういう何をやってもカッコよくなってしまう俳優さん、今は珍しいんじゃないでしょうか？大きく顔面を崩して表情豊かに演じることが上手い演技と言われる昨今、東山さんはチョット違うんですけど自然で普通なところ、そこが東山さんの魅力のような気がします。

このドラマで浅羽佐喜太郎の妻役が、何と吹石一惠さんだったんですね。吹石さんと言えばMISIAの「幸せをフォーエバー」のミュージックビデオでも東山さんと結婚式の映像で共演していたんですよね。福山雅治さんと結婚される前ですね。
有名中学に受験で見事合格したと話題の芦田愛菜ちゃんもまだ小さくかわいい姿でした。

録画したビデオ、DVD、ブルーレイがもの凄く沢山ある上に、さらに録画しているのに購入したセルビデオやDVDなど、なかなか見ることが無いのですが、久しぶりに見てみるのもいいものだと思った次第です(＾◇＾)