「刑事７人」第８話

東山紀之さん主演の「刑事７人」第８話を観終わりました＼(^o^)／

続いてNHKの「歴史秘話ヒストリア」で逃げの小五郎のことをやっていたので、そちらを見ていて遅くなってしまいましたが、簡単に初発の感想を書き留めておこうと思います。

第８話
受刑者の野口あゆみ（内田慈）が刑務所の外で研修をしていた時にベテラン刑務官・上山淑子（根岸季衣）の目を盗んで逃走した挙句、殺害されてしまったという事件。
野口あゆみが７年と引き換えにした１日とはいったいどんな時間だったのか・・・。

今回は、脚本がすごくよく練られていて、今までなら「あれ？？」と疑問を感じるシーンがあったりしたのですが、今回は最後まで話に惹きつけられ、素晴らしい脚本だったと思います。
第６話のように緊迫感でドキドキするようなストーリーではありませんでしたが、最後の天樹悠の事件の解明のシーンは心にしみる話で胸にぐっときました。
人は救いようのない酷い女に見えても心の中では裏腹に感情を抑えて本心を見せないことってありますよね。受刑者の母として娘を想う気持ち、会いたいけど会えないその逡巡、すごくわかります。また、刑務官が表面上は厳しくとも実は受刑者への思いやりから来ていた行為だったことも。

今回は、「７人」と言っても、天樹悠刑事が今までの回の中で一番一人で目立ち一番活躍した回だったような気がします。
東山さんの語る台詞は、淡々としているのに感情が込められていて、しみじみとした話し方で上手いなあと思いました。
もじゃもじゃ髪の毛に艶がないのだけが気になりましたけれど(^_-)-☆、第８話は心にしみるいい話で、東山さんのメールでも書かれていましたが、人情を強く感じる素敵なドラマでした(*^-^*)。

あと１回で終わってしまうのは返す返すも残念でなりません。