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東山紀之さんの『ジャンヌダルク』東京千秋楽を観てきました! [ジャンヌ・ダルク]

 東山さんの個人舞台は「沖田総司」「なよたけ」以外は全部拝見しているのですが、
今まで一度も「千秋楽」に観劇したことがありませんでした。
今回、初めての「千秋楽」観劇。

心なしか演者の方々も力が入っているようで迫力が一段とすごい。
傭兵の駆け抜ける風、飛び交う迫力あるセリフ、感情のこもった演技に、ただただ感動。
ジャンヌが牢獄で最後に自分の意志で火刑を甘んじて受けることにした場面では
有村架純さんの感情が痛いほど伝わり涙がこぼれてしまいました。
今まで舞台を見て泣いたことがあっただろうか?今回の舞台はそういう意味でも今まで味わったことがないほどのめりこんで観た舞台でした。


初主演の有村架純さんは、初々しさがジャンヌと重なり、適役。セリフにも感情がこもり、22公演をとうとう声をつぶさずに乗り越えたプロ意識の高さ。これからの彼女の成長を見守り応援したくなりました。

東山さんのシャルル7世。
とにかく前半は自分に自信の持てない情けない王を好演。悩み苦しみもがく姿を背中を丸めセリフの言い回しで見事に表現されていました。
最後のシーンでの背筋を伸ばした凛々しい王の姿は圧巻。この舞台を見事にまとめ締めていました。
東山さんの発声がおなかから出ていて声がビンビン響いてきたのには驚きました。メリハリのあるセリフ回し、険しい表情、情けない表情、最後の笑顔と感情を表情に見事にあらわしていて、東山さんって舞台をやるごとにうまくなっているように思います。本当に素晴らしい役者さんになっていると思います。
東山さんは演技のすばらしさ以上に、やはり、見目麗しい端正な顔立ちとスタイルの良い美しい立ち姿にやはりため息が出ます。
今回の王様の衣装も、カーテンの生地(笑)のようなスタイルでも、引き締まった体の細さ、足の長さが感じ取れました。
戴冠式の青いガウン姿は美しく、王様のピンクのガウン姿はその後ろ姿に惚れ惚れしました。
はぁ、素敵だったー!

最後のカーテンコール
千秋楽ということもあり全員のスタンディングオベーションと割れんばかりの大拍手。
全員が登場してまた舞台を去った後、有村さんと東山さんが登場。
東山さんが有村さんを優しく笑顔でハグすると、有村さんの表情が崩れ涙があふれて・・・
観ているほうも感動!
再び登場してきたとき、東山さんのこぼれんばかりのやさしい笑顔を有村さんに向け、
西岡徳馬さんは有村さんの頭をなでなで~後ろのキャストを呼ぼうと振り返ったら
もうすでにみんな並んでいて、東山さんや西岡さんたちがまた笑顔に。
有村さんの涙ながらのあいさつの後、東山さんが有村さんと田山涼成さんの手を取りみんなに合図して手をつないでお辞儀をしてくれました。
最後の最後に、舞台奥まで歩いて行った東山さんが有村さんに振り向くと、有村さんが片膝を床について礼をして心が温まりました。
カーテンコ-ルは千秋楽をやり遂げた達成感の笑顔があふれ、私も手が痛くなるのも忘れて拍手してきました。



感動の舞台を見た後。家で大岡越前第4話を観ました。
今回は越前さまの登場シーンが多くてまたまた惚れ惚れ。

今日は東山さんのことで頭がいっぱい。夢にも出てきそう。
家族は生暖かくそんな私を見守ってくれていていつも感謝です。
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