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「大岡越前5」第4話 [大岡越前]

1月31日(金)「大岡越前5」第4話は「孝行息子の毒団子」

<あらすじー公式HPより>

親孝行で評判だった喜助(迫田孝也)が父親の太兵衛(花王おさむ)を毒入り団子で殺害する事件が起こる。
認知症が進行した父親の世話に、女房のお清(木内晶子)ともども疲れ切った上での犯行だと、自らの罪を認める喜助だが、忠相(東山紀之)はその態度に違和感を抱く。
一方その頃、南町奉行所の同心たちは、老人ばかりを狙って金を奪う騙り集団を追い詰め、捕らえようとしていたが、そこに突然お清が包丁を手に現れる。

<お白洲での詮議>

喜助の言葉
「親父を殺した本当の毒は、死んでくれと願った俺の心の毒。どうか厳しいお裁きを」
心に響くセリフでした=「俺の心の毒」

越前の言葉
「父親は覚悟の自害であったことは明白。罪には問われぬ。」
毒がうまいはずはないが、「うまかったのであろう。わが子の幸せを思えばどんなことでも本当に。」
「太兵衛はお前の笑顔が見たいんだ、お前がこの世に生まれ落ちたときから、ずっと。むせ返るほどの毒を 笑って飲み込んだ父の気持ち、わかってやるなら、笑え。」

認知症で自分のことも良くわからなくなっている父親が、仏壇の前で「うまい、うまい」と言って毒団子を食べ、息子に笑顔を見せ、亡くなったシーン

その毒は、実は父親が自分で買ってきたものだったんですね。
喜助の「もう頼むから死んでくれ」という言葉、父親に向かって決して言うべき言葉ではないと思いましたが、父親は認知症を患いながらも、息子をもう苦しませたくない、息子夫婦の幸せのためにと自ら毒団子を作り、おいしいはずもない毒団子を、涙を流しながら笑顔で食べるその姿に、あまりの哀しさに思わず涙があふれてしまいました。親の子を想う愛情の深さと哀しさ、やるせなかったです。

今回は、認知症と介護問題、さらに高齢者をだます悪徳詐欺を織り込んで、現代に通じる内容となっていて、45分という短時間にうまくまとめ上げた脚本だと思いました。

東山さんも、表情やセリフに思いを込めていて、加藤剛さんの雰囲気もありながら、東山テイストをしっかり出していてとっても上手く演じていると思いました。

今シリーズは、毎回、惹きつけられています。

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〇「大岡越前5」の公式HP 次週の予告が見られます。
  アクセス回数が大事みたいなので たびたびアクセスして、番組を応援したいです。
  https://www4.nhk.or.jp/P6163/#content_22

   
〇第16回 男優(日本編)人気投票 ←12時間に付き1票まで
(ジャニーズ系限定) ((2019/04/14~ ) )
  http://e-vote.jp/go/ninki01/tvote.cgi?event=vote1

〇「サンデーLIVE!!」公式HPの「ご意見・ご要望」  
  http://www.tv-asahi.co.jp/sundaylive/

  東山ファンの皆様、東山さんに応援のコメントを入れて、
  放送が続きますように応援いたしましょう。





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