またも刑事役

東山紀之さんが「必殺仕事人２０１９」の撮影の後に取り組んでいるのが、フジ60周年記念ドラマ『松本清張の「砂の器」』だということが分かりました。現在撮影中なんですね。
放送日が3月28日と決まっていますから、3時間ドラマを1か月で撮り終えてすぐに放送ですから、なんかすごく突貫工事のような気がして、心配になります。きっと急ピッチで撮影されているのでしょうね。

月曜日にフジテレビの「エンタメ情報」を早朝から夕方まで番組を狙って録画しておきましたら
2か所取れていました。
一つは「めざましテレビ」5：39頃
もう一つは、夕方の「プライムニュース・イブニング」17：47頃

夕方の方が詳しくて、東山さんが今西刑事のスーツの扮装で、手のひらに砂を載せていて、横から扇風機で風を送っていたので、手のひらの砂がさらさらと風に乗って流れているシーンから始まりました。「こぼれ落ちそうな砂をつかむセクシーな手は・・」みたいなナレーションから始まり。手を腰に当てた今西刑事の姿やインタビューが流れました。

東山さん、棟居刑事の撮影が12月で、1月2月で必殺仕事人の同心（昔の刑事）で、2月3月は今西刑事役。またもや刑事役ですね。

夏の天樹悠刑事や、棟居刑事は、どちらも妻を殺害されて悲しい過去を持つ陰のある男。
今度の今西刑事は、丹波哲郎さんや渡辺謙さんがやったような役ですから、凄みのある骨太の刑事のようです。スマートな東山さんが、新たな役にチャレンジできる！と期待したものの、発表によると
今西刑事は
・警視庁捜査一課の刑事
・出世コースから外れているが敏腕刑事
＊不遇な環境で育ち、温かい家庭を築こうとするが、妻は不倫して自殺する。

なんとまたまた、今西刑事も悲しい過去を背負っている刑事。東山さんが、今までと同じような口数の少ない影のある刑事になったら、いつも同じ演技だと言われてしまいそうです。
ここはぜひ、たたき上げの骨太な刑事に見えるように頑張ってイメージを変えていただきたい。
今回は東山さんにスマートな素敵な刑事を期待していませんので、凄みを利かせた汚れた刑事になってください。（でも腰に手を当ててカメラの前に立つ東山さんはそれだけでかっこいいんですよ。ダサい刑事になれそうもない・・・）

松本清張の作品は、東山さんが主演された「夜光の階段」「証明」「花実のない森」はもちろんのこと、「ゼロの焦点」「点と線」や、いくつかの短編集は過去に読んだことがありますが、「砂の器」は確か上下の長編なので手を出さず読んでいないので、話がよくわかりません。3月の放映日までには読んでみたいなと思いますが。単行本に東山さんと健人君の写真付き帯の本が売り出されないかなとちょっと期待して待っているところです。

これはジャニーズドラマだ、とヤフコメではさんざん東山さんの演技も含めて叩いている人がいますが、東山さんには素晴らしい演技で跳ね返していただきたいなと思っています。

☆☆☆

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