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「花燃ゆ」第37話「夫の忘れがたみ」 [花燃ゆ]

今日は、久しぶりにNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に桂小五郎改め木戸孝允役の東山紀之さんが、出演されましたので、期待しないで見ました。

幕末の動乱の歴史を長州藩側からの目線で壮大に描いてくれる大河ドラマと思いきや、史実にほとんど触れないスイーツ大河で、しかも東山さん演ずる桂小五郎の扱いがひどすぎてがっかり感しか残らないドラマ。こんな大河ドラマになるとは思いもしませんでした。

今日は木戸孝允が力を入れた版籍奉還が描かれるということで、そこの部分のみ、どのように描かれるのか、観てみようと思いました。

NHKの公式HPの「白熱教室」に、版籍奉還の解説が載っていました。
概要を書きますと、
・政府の中枢にあった大久保利通、木戸孝允らは強力な中央集権国家を一刻も早く作り上げるべく準備を進める。まずは維新の中心勢力だった薩長土肥の四藩の藩主に対して率先して版籍奉還に応じるように説得をした。長州藩は木戸孝允が、薩摩藩は大久保利通が、土佐藩は板垣退助が、肥前藩は大隈重信が、この大役に当たった。

とあり、版籍奉還を勧めた4人はいずれも著名な人物ばかり。
本来の大河ドラマなら、この版籍を奉還するという行為は長州藩主にとって一大事。いかにそれを認めるに至るか、そこまでの駆け引き、悩み、大変なドラマになると思うのです。でも、今回ではあっさり。こんな簡単でいいのですか?。楫取素彦が長州藩主・敬親に請われて戻った際に、頭を下げて頼み込み、藩主も少しの悩み顔はあったものの、木戸孝允が正式に進言したときには、ためこんで「そうせい」で終わり。
うーーん。

まあ、それ以前に、鳥羽伏見の戦いも2分で終わりで、時代があっという間に明治に変わってしまいましたから(笑)。しかも、版籍奉還は明治2年1月の事ですから、その前の大政奉還も王政復古の大号令も戊辰戦争も江戸城開城もまったくいつ起こったかわからないありさまでしたからね。
坂本龍馬はもう暗殺されて出ないのでしょうし、もっと前で言えば新選組など名前にも上らず(新選組関連本を読み漁ったものとしては気になる存在なもので)。そんな歴史的大事より、楫取と美和の語り合いの方に時間を割いていて、より重要なようです。

それでも、今回は、木戸孝允さんは、3回登場しました\(^o^)/
①初めて幾松と一緒のシーンも見られました。
②次は楫取が長州藩に戻るということを聞くシーン。珍しく相手としっかり対話するセリフがありました。
③最後は、木戸が正式に版籍奉還の進言にやってきました。藩主敬親と対面し、版籍奉還を願い出るシーンは、もちろん「刑事7人」の義理のお義父さんと息子を思い浮かべましたとも(^_-)-☆

東山さん、手の位置や背筋の伸ばし方がいつも本当にきれいで、所作が決まってますね。さすがです。

次回も木戸孝允さん、登場です。予告の最初に厳しいお顔の木戸さんが映りました(笑)
東山さんの「花燃ゆ」の撮影が終了したとは聞いていませんが、木戸さんのお亡くなりになった明治10年も近づいています。木戸さんの最後は、きっとナレーションで済まされそう。それでもあれば素晴らしいかもと言うところでしょうか(笑)

相変わらずへそ曲がりなことばかり書いてしまい、読まれた方に気を悪くされましたら申し訳ございません。




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