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「予告犯」CASE#1 [予告犯]

東山紀之さん主演のWOWOWドラマ「予告犯ーTHE PAIN-」CASE#1 とても面白かったです!



ネタバレ満載です。ネタバレを見たくない方はご注意を。 ↓

「痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷(桐谷健太)は裁判で無実を主張するものの、有罪に。水谷は痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間(東山紀之)と出会う。佐久間は自身が率いる覆面集団・シンブンシのメンバー、沖菜(市川実日子)、田淵(橋本さとし)と共にインターネット上で身の潔白を改めて世に訴えるよう提案。水谷に“公開裁判”と称したネット上の擬似裁判に参加するよう促す。 」

テンポがよく脚本もしっかりしているので、最後まで一気に見られるドラマ。50分間にCMもないのでとても濃密な時間が過ぎていく感じ。

佐久間が水谷に公開裁判に出るように迫るところ、東山さんのセリフに迫力があってスゴイ!
「こんな理不尽なことがあるか!」「お前はそれでいいのか。」「お前は悔しくないのか。」
お前は身の潔白を証明したくないのか。」「お前はシンブンシを知っているか!!」
畳みかけるように繰り出されるセリフ。すごいね~
逃げようとしても結局つかまってしまう水谷。佐久間は、ちゃんと水谷が戻ってくるよう措置が取ってあり、水谷のおばあちゃんにはパソコンが見られるように手配してあったりして、下準備や調査に抜かりがなく、シンブンシは少人数ながら凄い組織だと第1話から感じさせる。ある意味恐ろしい。

公開裁判では、佐久間の進め方が冷徹だが理詰めで、筋道がきちんと通っていて(さすが本物の裁判官)、分かり易く物事が進められていく。痴漢を訴えた少女をいじめていた少女たちもいじめられていたという2重構造も面白く、結局最終の悪が暴かれた。
水谷の独白の後の「俺はやってない、やってないんだよ!!」と言う心からの叫びは、ネットを見た者の心を揺さぶる。結局水谷を推定無罪に持ち込めた。水谷のおばあちゃんの「ごめんね、信じてあげられなくて。」この言葉ですべてがスッキリ。「言っただろう、私を信じろとな。」頼もしい佐久間さん。
スゴイのは、最後に有罪となったら未成年でも名前を公開してしまうところ。両親までも公開してしまう。←これは佐久間が犯罪を犯していることになるんだよね。
それにサイバー犯罪対策課が動き出したら、佐久間はどう見てもあの話し方や指の爪の形などですぐに突きとめられそうですごく怖い。佐久間(東山さん)には捕まってほしくないですから。

佐久間は正しいことをしているとは思っていないと分かっていて、やっているんだよね。佐久間と言う人物をもっと知りたいと思わせます。
映画の「予告犯」と連動しているから、映画の方も気になるけれど、今のところ見なくてもドラマは楽しめそうです。このドラマは1話ずつ解決されるようだけれど、50分×5=250分の話で全話見ることでわかってくることがあるらしい。最後に衝撃のクライマックスが待っているそうなので、ドキドキしながら見ることになりそう。
オリジナルストーリーなので、今後の展開の予想は予告を見た以上のことはわからないのが辛いところですが、次回が、ちょっと怖いけれど楽しみなドラマに出会えてうれしいです。


共演者の桐谷健太さん。単純で軽そうな男を上手く演じていましたね。市川実日子さんは「喰いタン」以来の東山さんとの共演ですね。あのころと全然変わっていなくて懐かしかったです。橋本さとしさんは、私は初めて拝見した俳優さんです。東山さんと同い年だそうですが、この役は佐久間の頼もしい片腕、何かを背負っていて理不尽なことをたいへん嫌っているように見えました。まだ佐久間と同じで謎の多い人物です。
そして東山さん、もうとにかく何をしてもカッコイイです!!セリフも表情もしぐさも全て素敵すぎました!!

シンブンシのメンバーみなさん魅力的で、本当に次回の展開が楽しみです。



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